地理院マップシートのよくある質問と回答

A．

「国土地理院コンテンツ利用規約」と利用上の注意事項を遵守いただければ、誰でも利用できます。

A．

必要ありません。

A．

動作保証をしていません。

A．

地理院マップシートの機能のうち、住所⇒座標値、座標値⇒住所、標高取得は、インターネットへの接続が必要なため、利用できません。
入力、出力、座標変換は、インターネットに接続しなくても利用できます。

A．

住所として選択された行または緯度・経度（D・E列）以外の情報（例えば、住所に指定した列の隣の列の情報）が送信されることはありません。

A．

Windows10　64bit　のOSにおいて、Excel2016で動作することを確認しています。

A．

できません。マクロの内容・仕様は公開していません。
また、利用上の注意事項に記載していますが、マクロの解析・改ざんを禁止しています。

A．

新たに住所→座標値をはじめとする地理院マップシートの機能を利用する場合は、最新の地理院マップシートにデータをコピーしてお使いください。
地理院マップシートの機能を利用しない場合は、そのままエクセルのデータとして利用いただいて問題ありません。

A．

Excelのマクロ機能が有効でない可能性がありますので、マクロ機能を有効にしてください。
起動時に保護ビュー及びセキュリティの警告が出たら、「編集を有効にする」「コンテンツの有効化」を押してください。

A．

セルの幅を広げるとボタンやロゴの位置がずれますが操作するうえで問題はありませんので、長い文字列を表示する場合はセルの幅や高さを広げてください。 ただし、幅や高さを0にする（非表示にする）と出力されません。
また、書式の変更についてはファイルが正常に出力されなくなることがございますので推奨致しません。

A．

読み込み可能なKML、GeoJSONファイルは、UTF-8かシフト JISのいずれかの文字コードになります。
テキストエディターでKML、GeoJSONファイルを開き、文字コードをUTF-8またはシフト JISにした上で読み込んでください。

A．

Exifのフォーマットについては、各社でばらつきがあるため、正しく読み取りできない場合があります。
写真加工ソフトを利用すると読み取りできる場合がありますので、お試しください。

A．

平面直角座標系の系番号やUTMゾーンの境界付近では、変換の過程でわずかなズレが生じるため、数値が変化する場合があります。
地球表面が湾曲している結果、あらゆる図法の形状、面積、距離、角度には幾何学的な歪みが含まれているためです。

A．

「住所→座標値」「座標値→住所」「標高取得」は、インターネット接続が必要です。
サーバーにアクセスする機能を実行した際に、ネットワークの接続（設定・環境）ができなかったことが考えられますので、ネットワーク環境を確認してください。
なお、インターネットセキュリティのレベルを「高」にしているとネットワーク接続ができません。

A．

直接編集することで度分秒（60進法）単位の表示にできます。
10進法から60進法へ計算は、下記のように小数点以下を60倍ずつしていくようになります。
例えば、10進法で35.123456の場合は、
度：35
分：0.123456*60=7.40736⇒7
秒：0.40736*60=24.4416
答え：35° 07′ 24.4416″
となります。
Excelの関数の場合は、
=INT(□)&":"&INT((□-INT(□))*60)&":"&ROUND(((□-INT(□))*60-INT((□-INT(□))*60))*60,4)
といった計算式を入力すれば、換算が可能です（□は10進法のデータセル、：区切りで小数点4桁まで表示）。
以下のサイトも参考にしてください。
緯度・経度と地心直交座標の相互換算

A．

地理院地図において「点＋文字」（アイコンと文字列を同時に表示）という仕様が存在しないため、Ver.1.7.0.1以降は「点＋文字」の選択肢を除外しています。
地理院地図でアイコンと文字列を同時に表示したい場合は、点と文字列をそれぞれ出力してください。なお、文字列はGeoJSONのみ対応しています。

A．

D列に緯度、E列に経度以外の情報が入っている列は変換できません。

A．

「線」「面」について、構成点（起点以外）の座標変換はできません。

A．

「線」「面」について、構成点（起点以外）の標高は取得できません。
起点の高さ（F列）に値があって構成点の高さがないという場合、構成点の高さは全て起点の高さ（F列）と同じ値で出力します。

A．

できません。以下のサイトで変換ください。
Web版 TKY2JGD

A．

世界測地系で採用しているITRF座標系とWGS-84座標系とは、同一のものとして扱っても問題なく、実用上の違いはありません。詳しくは以下のページを参照ください。
世界測地系移行に関する質問集（Ｑ＆Ａ）

A．

選択されたセル（列）にある文字情報が、サーバー上にある住所データベースとマッチングしなかったことが原因です。
住所表記を確認してください。

A．

D・E列にある緯度・経度が、サーバー上のデータとマッチングしなかったことが原因です。
指定した緯度・経度が境界未確定地等の住所を特定できない土地や海上ではないかを確認してください。

A．

D・E列にある緯度・経度が、サーバー上のデータとマッチングしなかったことが原因です。
標高が取得できない土地や海上ではないかを確認してください。

A．

Ver.1.7.0.2以前は、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構の簡易逆ジオコーディングサービスを利用しており、地番・街区を推定して付与されることがありました。
しかしVer.2.0.0.0～では、「座標値→住所」変換結果について地理院地図と仕様を統一させ、大字・丁目レベルとしました。
そのため、住所付与の精度が変わっておりますが、仕様になりますのでご了承ください。

A．

指定した緯度・経度において、大字・丁目が存在しない住所の場合等、「＊＊県＊＊町－」といった「－」で表記する場合があります。

A．

非表示になっている「表示文字列」（O列）にタグ（文字色等のスタイル）を含めて格納されます。
「表示文字列」（O列）に情報がある状態で、GeoJSONファイルに出力すると、タイトル（R列）の情報は地図上に表示されません（オンマウスでのポップアップで表示される形になります）。

A．

構成点が多い線または面の情報の場合、取り込むことができません。
構成点は、非表示セルである「構成点」（M列）に、経度と緯度と高さを半角空白文字区切り、構成点ごとにカンマ区切りで格納されます（高さは省略可）。
しかし、1セルに付与できる文字数はExcelの仕様上、32,767文字が限界ですので、それ以上の構成点は格納できません。
構成点数の上限は、経度と緯度の桁数や高さの有無によります。 仮に高さがなく、経度と緯度が全て15桁ずつで構成されていたデータであった場合は、約1,000点が上限になります。

A．

地理院地図の作図における属性情報の持ち方に合わせて入出力を行っています。
そのため、地理院地図以外で作成されたKMLファイルの場合、属性情報の項目分けができず、1列（1セル）にまとめて格納されることがあります。

A．

非表示にしている行の情報は出力されませんので、表示させてください。
A～C列は空白セルでも出力されますが、空白セルが続くと途中で出力を終了しますので、値を入力してください。
「&」等の特殊な文字列が入力されていると出力できない場合がありますので、文字を修正して出力を試してください。

A．

エラーメッセージ「実行時エラー'13' : 型が一致しません」が表示される場合、セル内に「#DIV/0!」「#N/A!」「#VALUE!」などエクセルの数式・関数のエラーが含まれていることが原因で、KML・GeoJSONファイルを出力できない可能性があります。
エクセルの数式・関数などのエラーを解消したのち、再度出力してください。

A．

住所→座標値における座標値の付与レベルは、以下のとおりです。

• 住居表示整備地区･･･住居番号レベル
• 都市計画区域で住居表示未整備地区･･･地番（親番）レベル
• 都市計画区域外･･･大字レベル

ただし、該当するデータが存在しない場合は、それぞれ精度が街区レベルや大字レベル、あるいは市町村レベルになります。
大字レベルや市町村レベルの場合、あるいは地番（親番）の範囲が大きい場合は、実際の位置から大きく離れてしまいますので、地理院地図で確認・位置の修正を行ってください。

A．

地理院マップシートにおける「線」「面」「円」等の図形の作成・編集は、複雑になることからサポート対象外としています。
なお、添付するマニュアルにも「線」「面」「円」等の図形の作成・編集方法を記載していません。

A．

Q.2-20に記載のとおり、「線」「面」は、非表示となっているセル「構成点」（M列）に構成点の値を格納しています。
Excelの仕様上、32,767文字以上の構成点は格納できませんので、形状が欠けてしまう可能性があります。

A．

「文字」「円」「マーカー円」は、KMLファイルでの出力ができませんので、GeoJSONファイルとして出力してください。

A．

出力する際、自動的に色を設定していますので、地理院マップシート上ではできません。
出力したKML・GeoJSONファイルをテキストエディターで開き、「#0000FF」となっている色設定を変更してください。

A．

「タイトル」（R列）のセルにHTMLのスタイルシートを使ったフォントサイズ・色等の記載を行って出力してください。
（例）20ポイントの赤い文字、塗りつぶし白で表示する場合：
  ＜div style="font-size:20pt; color:red; background:#FFFFFF"＞□□＜/div＞
＜＞は半角にしてください。□□は地図に表示する文字列です。

スタイルはサイズのみ、文字色のみの指定等も可能です。
なお、「表示文字列」（O列）は空欄としてください。 また、Q.3-6に記載のとおり、出力時にはGeoJSONファイルを選択してください。

A．

改行したい箇所にbrタグ（<br>）を入れてください。

A．

地理院地図以外のWebサービス・ソフトウェアでの動作確認は行っていません。
地理院マップシートから出力したファイルは、地理院地図での利用を前提としています。
地理院地図

A．

全て高さ（F列の値）は、標高として出力されます。
（KMLファイルにはフォーマット上、地表面の高さという設定がありますが、対応していません。）

A．

地理院地図において、以下のようにクリック時の吹き出しに画像を表示させたい場合は、属性情報（S列～）のセルにHTMLの記載ルール（imgタグ）に従った画像表示内容を記載の上、出力してください。

（例）左右幅200ピクセルで画像を吹き出し内に表示する場合：

画像の左右幅（又は上下幅）を指定しないと、吹き出しが基の画像サイズで表示されます。

A．

マップシートの緯度と経度のセルの書式が変更されていると、 KMLファイルやGeoJSONファイルに正常出力されないことがございます。 ご確認いただき、変更されているようでしたら、すべての緯度と経度のセルを 「標準」に変更後、KMLファイルやGeoJSONファイル出力を行ってみてください。